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雑感。
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クレヨンしんちゃんの映画を見る。

クレヨンしんちゃんって、子ども時代を過ぎると見る機会があんまりなくなる、というのが大多数の人と思うんだけど(子ども層を除いた、大学生以上を対象にした雑誌やメディアではほぼ取り上げられていないような気がする)、

いま改めてみると、ものすごくシンプルで、大きな温かいメッセージ性のある作品なんだなあと感動する。

人生で3度行く機会があるといわれる、動物園とかプラネタリウムとか(一度目は子ども時代、二度目は恋人と、三度目は親となって子どもと一緒に)と同じようなもんかも(あ、しんちゃんは恋人とは見ないか)。

あきらかに「これ、大人じゃないと理解できないだろう」というネタばっかり(子ども時代に漫画読みながら、あまりにも時事ネタがちりばめられてて、アウェーな雰囲気はうすうす感じていたけど;)。

いちいち演出が子ども向けで、そこに作り手のプロ意識を感じる。
本当に、いまの映画作品のほとんどが「子どもを除いた」年齢層をターゲットに含んでいる中で、とことん子どもをターゲットにしていて、でも大人が子どもと一緒に見ておもしろいというところがすごい。
(確実に、一緒に見ている親の層が意識されているけど・・)

だって普通我々(20代)が読む雑誌で、しんちゃんのアニメのことって言及されるのって見たことないもんね??
つくづく、子ども対象に作られてるんだなあと思って感動。
いちいち小道具が下ネタで、でも今になって見るとそれが分かり易くてすごくきもちいい。

それが分かる年頃になったんだなー、年取ったんだなー。

見ていて、なんか大人計画みたいだと思った。
放送禁止?過剰では?と思うくらい、暴力とセックスとギャグをちりばめられながら、本質として言ってることがシリアス、という構造が似ている気がする。
両者のテーマの温度は、また違うのですが・・
(大人計画ってテーマが怖すぎてむしろぜんぜん笑えないというか・・)

別に子どもはいないけど堂々と見ます。好きだ。
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無題
しんちゃんはあまり見たことがないのに、なぜか主題歌をカラオケで歌えます(笑)。映画は最後に感動シーンがあるみたいですね。自分が子供のころにみてた、マチコ先生とは違うかも・・・。
こばん 2008/07/27(Sun)09:26:43 編集
無題
それは・・・。
子どもとカラオケ行ったら大人気ですね。

映画は見ると絶対泣くので、なるべく家族と一緒に見ないようにしています。
みっぽろ 2008/07/28(Mon)23:43:26 編集
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プロフィール
HN:mippolo 京都在住。日光市出身。 趣味:美術鑑賞・合気道など
雑感を書き留めています。
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